世界の会計ルールが2011年6月に統合されます。日・米・欧の会計基準の統合は、国際的に展開している企業に大きな影響を与えています。国際的な会計ルールを把握して、英文財務諸表を読むことは、もはや海外駐在員だけでなく、国内勤務の社員にまで、その必要性が出てきています。受験者数も徐々に増え始め、企業の社員研修にも取り入れはじめられています。この資格は、金融や経理関連の業界はもちろんですが、その業界への就職試験をとても有利に進めることが可能です。

秘書技能検定とは、秘書という職種を通して、社会人として必要不可欠なマナーや技能・コミュニケーション能力が備わっているかどうかを確認する検定試験です。社会的な知名度も高く、男性の受講者も増えています。この資格を持っていることにより、社会人として最低限のマナーや知識が備わっていると認められます。特に準１級に関しては、面接試験が課せられることにより、就職の面接試験の際の立ち居振る舞いや、プレゼンテーション能力が身につきます。また、関東の大学では他大学と差別化を図るため、１級講座も開講しています。社会人として必要な能力を身につけ、就職活動有利にすすめることができます。

ビジネス能力検定は、企業からの要望（新入社員に何を求めるか）に応える形でできた検定試験です。様々な企業にアンケートをとり、入社して1〜2年の新人に必要な知識を調査し、それを備えているかどうかを確認するのが３級、入社後5年程度たった人に持っていてほしい知識を確認するのが２級の内容となっています。つまり、ビジネス能力検定の『合格証』をもっていれば、その人のビジネス能力が証明されます。

ビジネスシーンで実際に起こり得るような事例を通して、ビジネスマナーやビジネススキル、コミュニケーション能力を問う検定です。実務に即した内容ですので、極めて実践的な検定試験です。

サービス接遇検定とは、サービス業に就く者が、自分自身の知識・技能・マインドを確かめるための検定試験です。お客さまに対しての応対は一通りではなく、相手に合わせることが必要です。試験を通して、その方法を考察できます。
2級は、サービス接遇検定の初級編といってよいでしょう。お客さまに対して基本の応対ができるかが求められます（筆記のみ）。準１級は中級編です。いかに感じよく愛想よく応対できるかが求められます（面接のみ）。
1級は上級編です。自分の行動の一つ一つに責任を持って行動でき、その応対に深い意味があることを理解できているかが求められます（筆記・面接）。

色彩が視覚から与える影響には大きなものがあり、カラーコーディネートは、配色や色の性質などから起こる心理的な効果を活用するための検定試験です。ファッションやインテリア、建築、デザイン業界、商品の開発などの業務においてとても有効となる資格といえます。

アロマテラピーは敷居の高いものではなく、簡単に毎日の生活（家庭や職場）に取り入れることができます。香りについて知識を得ることで、様々なシーンで活用することができるようになります（特に医療・介護の環境対策）。ストレスと病気の関係や精油の作用の仕方を理解することで、自分自身の健康管理にも役立てることができ、さらに職場でのストレスを軽減し、さらに円滑なコミュニケーションを図ることにも期待できます。

宅地建物取引主任者試験は、不動産の売買・賃貸借などの取引の場において必要不可欠な資格です。さらにこの知識があれば、不動産や建築業界はもちろんのこと金融業界や流通業界など幅広い分野での活躍が可能となります。